分岐点

ドムさんと私

こんばんは、あおです!

新しい年が明けまして、そろそろ通常の日々が戻ってくる頃ですが・・・

コロナウイルスの猛威は衰えませんね。

今年もこのウイルスを正しく恐れながら、生活していかなくてはならないのでしょうね。

さて、今までずーっとガンダム関連のお話を書いてきましたが・・・

今日は、去年の師走に我が家で起きた残念なお話をしようと思います(笑)

その日は日曜日で、ドムさんとスーパーに買い物をしに出発しました。

途中、よく立ち寄るコンビニがあるのですが、その日も用事があって寄りました。

そのコンビニから道路に出る際、ドムさんがいつもと違うテンポで車を発進させました。

みなさんは同じ人が運転する車に何度も乗っていると、その人の運転のテンポが分かるように

なってきませんか?

例えば赤信号で止まる時どの辺りからブレーキを踏むだとか、右折や左折のブレーキの踏む

タイミングだとか、お店から公道に出る際の車との距離だとか。

私もドムさんが運転する車に長年乗っているので、先に見える信号が赤なのにいつもと違う

間隔でブレーキを踏まれると、どうした?!となります。

いつもなら車との距離が十分あってから公道に出るドムさんが、

この日はちょっとだけ距離が詰まっていたというか・・・

この車の間隔では待つのかな?と思っていたら珍しく車を出しました。

あれ?と思った瞬間でした。

そのあとしばらく走ると、道が急カーブになる場所があるのですが、

そこで対向車とすれ違った瞬間・・・

バチッ!!!と音がしたのです。

私「ん?今の音なに?」

ドムさん「石が跳ねて、どこかにぶつかったような音だね」

小石が跳ねて車体の内側などに当たる音は何度か聞いたことがあったので、

それかなぁ・・・と思っていたのですが。

ここでドムさんが・・・「うわっ!!」と妙な声を上げたのです。

感の鋭い方はもうお分かりですね・・・(笑)

フロントガラスにヒビが入っておりました(泣)

結局、車は入院するはめになったのですが・・・

ここで思い出されるのは、あのコンビニから出る時のあのタイミング。

すべては結果論なのですが、

あの時車一台を見送っていたら、あの対向車とすれ違うことはなかったと・・・

そう考えずにはいられませんでした(笑)

みなさんは、あの時こうしていれば・・・と、後になって思うことはありませんか?

あの時こうしていたら、この人に出会っていなかったとか、

あの時こうしなかったから、今がある・・・とか。

大きな事故などのニュースを見ると、ほんの数秒その場所に行くことが遅れていたら、

ほんの数秒早く行けていたら、巻き込まれずにすんだのに・・・と思うことがあります。

すべては起きるべくして起こったことなのかもしれないのですが・・・。

こんな出来事があった時は決まって思い出すドラマがあります。

1993年にフジテレビで放送した「if もしも」というオムニバスドラマをご存じでしょうか?

人生の分岐点で、選んだ方とは別の選択をしていたらどんな結果が待っていたのか・・・

主人公の選んだ道と、別のもう一方の道。

その二通りのストーリーが描かれます。

当時このドラマを観て、「あぁ、こんな風にもう一方の人生が見られたらいいのに」

と思ったものでした。

人生にはたくさんの分岐点があります。

この選択は果たして正解なのだろうか・・・と悩みながら人生は進んでいきます。

でもきっと、その選択は正解でも不正解でもなく、成功でも失敗でもないと思うのです。

その選択はその人の人生そのものだから。

あの日のドムさんの選択、あの車の前に合流しようと決めたのはドムさんの人生です。

だから二人で、こう思うことにしました。

もしあの合流をもっと後にしたら、違うトラブルがあたったのかもしれない(笑)と。

2019年発表の日本人の平均寿命は「男性81.41歳・女性87.45歳」なのだそうです。

私たちも平均寿命の折り返し地点となる40代になり、

最近では自分の出した選択が思わしくない結果をもたらしても、

きっと違う選択をしたらもっと酷い結果になっていたかもしれない・・・

とポジティブに捉えるようになりました(笑)

人生は選択の連続です。

後悔することになっても、もう一方の選択が必ずしも良い結果をもたらすとは限りません。

そしてドラマのように、もう一方の選択の結末はどうしたって見られないのですから。

一度きりの人生、楽しく歳を重ねていけたらいいですよね。

本日も最後までお読み頂きありがとうございます!

あお。

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